【特集記事】

ペーパーテストだけでなく行動観察や親子面接もある

小学校受験は学校によって受験内容はさまざまです。

入学試験と言えば、たいていはペーパーテストが主体なのですが、こと小学校受験においてはそうではなく、中にはペーパーテストをやらない学校もあるようですが、一般的には試験内容は次のようになっています。

<ペーパーテスト>

内容は数量、図形、季節ごとの行事や生物の名前などを使った仲間はずれ形式の問題。動・植物の名称。生活マナーなどを問う問題が中心です。

<個別口答テスト>

1人づつ個別に行われるもので、カードを数枚見せられた後でそれに基づいて簡単なお話を作らせたり、質問に答えさせたりします。

<行動観察>

受験生同士でゲームやグループ遊びを通じて協調性やリーダーシップ。子ども一人一人の特性、などを見極めるために行います。

<運動テスト>

走ったり、飛んだり、投げたり、マット運動をしたりして子どもの運動能力を試します。

<お話の記憶テスト>

お話を一定時間聞き、それに関する記憶を試すテストです。

<巧緻性テスト>

紐を穴に通したり、紙をちぎったりさせて、子どもの手先の器用さを見るテストです。

親子面接は超重要!その目的と理由は?

小学校受験では上に挙げた内容の他に、多くの学校で親子面接を行います。

これはたいていは学校の責任者やそれに準ずる責任のある人が担当します。

では親子面接ではどんなことが行われるのでしょうか。

小学校受験には大体どこの学校も親子面接がつきものです。

ではこの親子面接とはどのようなもので、何が目的で行われるのでしょうか。

ズバリそれは受験する子どもの親を観察することを目的としています。

つまり受験する子どもを育てているのはどんな親なのか、その人はどんな話し方をして、質問にはどんな答え方をするのか、子どもに対する話し方はどうか、人柄はどうなのか、などを総合的に観察するのです。

それを通じて学校の教育方針に合うかどうかを見極めようとするのです。

なぜなら子どもはどのようにでも学校に合わせることができますが、親は必ずしもそうでなく、学校の方針に合うかどうかは分かりません。

したがって入学許可を出す前にそれを探ろうとするのです。

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