【特集記事】
少子化の影響で小学校受験には一時のような熾烈な受験競争がなくなったことについては前項で書きました。
とは言え、小学校受験には早い時期から備えなければならないという事情は今も変わっていません。
ではいつ頃から準備を開始すればいいのでしょうか。
まず家庭で行う親子での勉強ですが、これを始めるのは幼児教室に入る前です。
したがって幼稚園の年少より早い時期になります。
この勉強には教材を使いますが。最近では小学校受験用の自宅学習教材はたくさん市販されています。
親子での自宅学習が終わると幼児教室へ入ります。時期は難関校受験の場合が幼稚園の年中時、そうでない場合でも年長時までには入学する必要があります。
このように小学校受験には幼少時の早い時期から受験準備のための勉強をしないといけないのですが、これが小学校受験の最大のデメリットと言えるのではないでしょうか。
小学校受験では上に書いたような、幼少時からの受験勉強というデメリットがあります。ではその他にはどのようなデメリットがあるのでしょうか。
それについてまとめてみましょう。
<小学校受験のデメリット>
1、幼児教室に入る前の幼少時から自宅学習が必要になる。
2、幼稚園と合わせて幼児教室にも通わなければいけない。
3、小学校受験は学校によって内容が違うので、それぞれの学校に合わせた受験勉強をしなければならない。
4、幼少の子どもに受験勉強を強いるのは親にとって大きなストレスになる。
5、私立小学校に入ると、上の学校も含めてたくさんの費用がかかる。
6、普通の子どもとは違った環境で過ごすことになるため、ご近所との付き合いが疎遠になる。
以上小学校受験のデメリットと思われるものを並べてみました。
しかし何ごとにもメリットがあればデメリットがあるのが世の常です。
したがって小学校受験を目指す親としては、こうしたデメリットをそれほど意識しなくてもいいのではないでしょうか。
必要なのはデメリットをメリットに転化させるというの考え方です。